「BSRにはよくあるんですけど、無双にはないんですよ…」
それは、某さんの何気ないひとことだった。
そう…
無双には「転生モノ」がないらしい…!!
しかし、自分自身が1年前に転生モノ(らしきモノ)を考えついていたことを、
昨日思い出したしたんですよ。
つらつら書いてみました。
長いのでたたみます。
そもそもこんな話――――――――
それは、某さんの何気ないひとことだった。
そう…
無双には「転生モノ」がないらしい…!!
しかし、自分自身が1年前に転生モノ(らしきモノ)を考えついていたことを、
昨日思い出したしたんですよ。
つらつら書いてみました。
長いのでたたみます。
そもそもこんな話――――――――
あれから400年――――
ごく普通の高校生として生まれ変わった清正は、平穏な毎日を送っていた。
しかし、この平凡な日常が、ある日を境に様変わりする。
学校帰り、誘われるようにして立ち寄った稲荷神社で、奇妙な存在と出会った。
その名は、石田三成。
三成は、自分が400年前の戦国武将であると明かす。
「関ヶ原で敗れた西軍の大将」――――
清正は歴史の教科書を思い出した。
しかし、目の前の三成は、艶やかな和装姿はともかく、狐のような耳と尻尾が、
その存在を異形な者としていた。
全くもって理解できない展開に清正は、
「なんで妖怪みたいな姿で、あんたは生きてるんだッ?!」と問うと、
三成は少女のような顔を曇らせ、
「俺は、徳川家康の呪縛でこの世に磔られている存在だ…」と答えた。
そして、三成は決意を込めて語り始める。
「俺は貴様を待っていた」
彼は、自分が同時代を生きた武将・加藤清正の生まれ変わりだと言う。
衝撃の告白に一瞬躊躇うが、それと同時に、変に冷静でもいられる自分がいた。
確かに、俺は同じ夢を繰り返しよく見る。
しかし、それはあくまでも夢の話――――
俺ではない、少し大人びた俺が、馬を駆って槍を振るう。
その傍らには、そう――――
夢の中のそれは、目の前にいる存在のように幼くはないが、
冷たく美しい横顔には見覚えがあった。
俺は…その人を好きだったような気がする…!
400年を経て成就した邂逅――――
物語が、またはじまる。
何これ!って、感じですが、
学生服を着た清正が片鎌槍を振るって、
きつなり様と妖怪退治しちゃえばいいんじゃねーの?
的な発想でできた妄想の産物です。
現世清正は、当たり前のようにきつなり様に惹かれていくんですが、
当のきつなり様は、現世清正に前世清正を重ねてるだけで、
フツーの高校生の現世清正は形無しで切ないんだな、これが。
そして、記憶を取り戻して行くうちに、契りを交わした仲でありながら
仲違いしなくてはいけなかった二人と、戦国という時代の厳しさに胸を痛めるんですよ。
現世清正が「好きだったんだろ?もしかして三成が女の子だったら、
喧嘩しないですんだのかな…」と、いまどきの子発言しちゃうんだけど、
三成は「それはない。女子に生まれていれば、共にいることも、
出会うことさえ叶わなかった」と、添い遂げられなかったことよりも、
己たちの時代を精一杯駆け抜けたことの方が大事だったと、
遠い目をして答えるんです。
「だけど…こんな平和な世ならば、それもいいかな」と、珍しく笑ったり。
ちなみに、妖怪退治のバトルシステムは、前世清正との記憶のシンクロ率。
シンクロ100%で無双奥義・皆伝。
「最高だろ?」って、アサシンクリード?
EDは、お約束の三成の呪縛解除。そのまま成仏。
心にぽっかりと穴が空く現世清正だけど、
しばらくして三成似の美少女が転校してくるんですよ。
そしてまた、別の物語がはじまるんです。
はぁ――――
妄想って、ホント、キリがない。
これ、誰か描いてくんないかな。
現世清正が、前世の記憶で三成とイチャイチャしている夢を見ちゃって、
アッー!みたいなw
ようは、学生服姿のDT清正が見たいだけです。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございましたー!
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